前書き
ワイマックスで動画はスムーズに見れるのか?気になっている方向けの記事です。アマゾンプライムのドラマを自宅で見てみた感想です。
準備したもの
- ワイマックスのルータ (NEC プラットフォームズの Speed Wi-Fi NEXT WX05 というモデル)
- タブレット端末 (アマゾンの fire HD 10 インチモデル)
事前確認
まずは下記写真のようにワイマックスのルータ (WX05) を確認していきました。最初に通信量をゼロにリセットしました。※赤枠部分のところ
WX05 の液晶部分の左上が、「ワイマックスの電波の強さ」を表しています。これは、WX05 がワイマックスの基地局から飛んでいる電波をどれくらいの強度で受信しているかを示しています。バリ4ですね、いい感じでワイマックスの電波を受信しています。
WX05 は機器内部から Wi-Fi の電波を飛ばしていますが、このバリ4は Wi-Fi の電波ではなく、ワイマックスの電波の強度を表しています。ココ!勘違いしないようにしてください。

次に、タブレット端末 (fire HD 10) をワイマックスのルータから出ている Wi-Fi の電波に接続しました。赤枠のところですね。
この赤枠の中の左端に扇形の電波強度を表しているアイコンがありますね。これは Wi-Fi の電波強度を表しています。fire HD 10 が WX05 から出ている Wi-Fi の電波をどれくらいの強度で受信しているかを表しているわけです。受信状況はとても良いといえます。

ワイマックスのルータを再度確認します。1台がつながっているのがわかります。この1台が fire HD 10 です。複数台でワイマックスを使ってしまうと正確な品質テストができません。だから意図的に fire HD 10 だけがワイマックスを使うように設定しました。
これにて事前とその確認は終わりです。

アマゾンプライムでドラマを再生する
12 モンキーズというドラマを再生してみました。

以下の画像のように普通に再生されました。

一度も止まったりカクカクしたりしませんでした。1話が終わるまでとても安定していました。

1話が終わると、第2話が始まりました。そのタイミングで撮ったのが以下の写真です。ここでドラマの再生をストップさせました。

WX05 を確認すると 2.76 GB の通信が発生したことが確認できました。ドラマ1話、今回テスト用に見たドラマは 47 分ほどです。アマゾンプライムは画質がいいのかな。結構なデータ量だなーと感心しました。

結論
ワイマックスでアマゾンプライムのドラマ再生はスムーズでございました。これはワイマックスのルータ (WX05) が、安定的にワイマックスの電波をしっかりとキャッチしているからこその結果です。
そして、アマゾンプライム側のシステム障害が発生していないこともポイントです。コンテンツ配信元(この場合アマゾンプライム)にトラブルが発生していれば、どれだけ回線(今回の場合ワイマックス)の状態が良くても、ドラマはスムーズに再生されません。
あと、Wi-Fi の電波が原因でドラマが見れなくなるとか、カクカクするとか、止まるといった症状はあまり発生しない (確率としては低い) と考えています。その理由は通信距離が近いからです。今回は WX05 と fire HD 10 が Wi-Fi で通信していたわけですが、その距離数メートルでした。
逆にワイマックスは長距離通信です。WX05 とワイマックスの基地局からどれくらい離れているかはわかりません。WX05 がどこにある基地局とつながっているかはユーザーは知りようがないからです。
だから、通信的に問題が起こるとすれば、ワイマックスの電波の部分が可能性としては高いと通信エンジニアとしては考えています。